2012年6月19日火曜日

コンプガチャ



ソーシャルゲーム業界は不景気にも負けずに急激な成長を続けている業界です。 
そしてそのビジネスモデルの一つである「コンプガチャ」に規制が入り、
各大手企業の株価は暴落(コンプガチャショックとも言われています)
し、自主規制を発表したのは記憶に新しいと思います。 




コンプガチャとはソーシャルゲーム上に存在する有料ガチャを回して出るアイテムを揃える事で、
より稀少なアイテムを入手する事ができる仕組みです。 

 これがなぜだめなのか???? 

 「射幸心を煽る」

 コンプガチャに関連する記事を読むと必ずといって良いほど出てくるこの言葉。 

 私には理解できません。 

宝くじ、パチンコ、AKB総選挙、競馬、カードゲーム、
他にも数えきれないほど「射幸心を煽るもの」は古くから日本に存在しています。

 ビックリマンチョコについてくるシールほしさに大人買いした人。 
押しメンの順位を上げたいがためにCDを大量に購入した人。 
大金持ちを夢見て宝くじを買う人。

 子供に限らず、大人ですらこの射幸心とやらを煽られまくってる世の中です。 

もちろん、私にもお小遣いやお年玉を全てポケモンカードにつぎ込んだ事があります。 



 コンプガチャが問題なのは、子供が大金を使う事?

 親からの苦情が相次いでいる? 


これはコンプガチャが問題なのではなく、
子供にクレジットカードの番号を教えた親の責任なのではないでしょうか? 


私は、子供がコンプガチャを回し、数十万の請求が来たと苦情を言う親の心理がわかりません。

子供に携帯を持たせ、自由にお金を使える状況にしたのは親でしょう。

モバイルインターネットの急速な進化に追い付けず、
そのリスクを理解せずに子供に携帯電話を自由に使わせた親は何の責任もないのでしょうか? 


そして実際のところ、
コンプガチャの主な利用者は子供ではなく、
ビックリマンチョコ世代の大人であることも忘れてはいけません。


また、 私は幼い頃に全財産をつぎ込んで買ったポケモンカードの事を
「騙された」や「無駄だった」とは思っていません。


だって、楽しかったから。


ポケモンカードを集めにスーパーに走った事も、
封を切るときのドキドキも、
友達とカードを交換しあったのも、
全てが私の楽しい思い出だから。


実際私はソーシャルゲームを利用していませんが、
この「楽しさ」は理解できます。 

この消費者の「楽しさ」をも奪って規制をかける理由が、
私には未だに理解できないのです。

 これが、不景気の中でも急激なる成長を続けていた業界に対する他業界からの嫉妬の産物であるのならば、
それはお門違いにもほどがあります。

島国で小さな日本でも他国と張り合えるソーシャルゲーム業界。
私はここに日本の景気回復への「可能性」を感じています。
この業界を批判する事はその「可能性」を経ち、
自らの首を閉めている事にならないでしょうか。

 なぜ、日本に無数にある「射幸心を煽るもの」の中でも
ソーシャルゲーム業界のコンプガチャのみが規制の的になったのか、
その正当な理由が聞きたい一心です。



って思ったよーふふふー。じゃあねー



0 件のコメント:

コメントを投稿